情報リテラシー講座! テレワーク

情報リテラシー講座!情報処理用語(IT用語)や情報処理技術を簡単に解説します。働き方が変わるテレワークについて、是非知っておいて頂きたい。

巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?

テレワーク

今回は「テレワーク」です。

テレ(Tele:遠距離)とワーク(Work:仕事)の造語で、離れたところで仕事をするという意味です。

オヤジと同世代で還暦世代の皆さんも、コロナ禍でテレワーク中の方も多いのではないでしょうか。

ここではテレワークについて、簡単にご説明できればと思います。

テレワークとリモートワーク

テレワークはリモートワーク(Remote:遠隔、Work:仕事)とも呼ばれ、会社へ出社せずに、遠距離から(遠隔で)仕事をする仕組みを意味しています。

テレワーク=在宅勤務ではなく、自宅やホテル、カフェなどでの非出社で行う仕事全般をテレワークと呼ばれています。

オヤジの昔話

オヤジは少し前までは出張族でした。過酷な週は月曜日の朝イチの飛行機で出張先に行っては、土曜日の帰りの飛行機まで全国を転々とするような仕事でした。当時は勤務日数のうち、会社への出社は半分ぐらいだったでしょうか。

各地の出張先で自分の開発チームと合流するような状態で、毎日の仕事は携帯電話やメール、グループウェア等をフル活用してました。出張先での開発チームとの会議にはカラオケボックスで広めの部屋をよく利用させて頂いていました。議論程度の声なら外部にも漏れず、多少エキサイトした声も問題ありませんからね。休憩時間にはカラオケを楽しむ輩も居たりして。

その後はセキュリティ面も考慮し、自宅でも仕事が可能な仕組みを導入して、BCPを考慮して有事な事態でも仕事を止めないことを前提にシステム構築を実施してました。

昔、オヤジがインフルエンザに罹患した際に、高熱の中でちょっと無理して自宅で仕事していて、救急車騒ぎになったこともありました。仕事に集中していて脱水症状になって倒れてしまいました。

テレワークで自宅で仕事ができると、体調不良でも無理できちゃいますから、みなさんも注意してくださいね。

コロナ禍のテレワーク

コロナ禍でテレワークされている方は在宅勤務が多いと思います。企業によっては完全テレワークとしていて、本社機能を移転・閉鎖など新聞でも見かける時代になりましたね。

都内のホテルでも、昼間の時間帯をテレワーク用に貸し出したりしています。主要な駅にはテレワーク用ブースが設置されているのをご覧になったこともあるのではないでしょうか。

cocodesk
某駅構内に設置されたテレワーク施設(1)
stationbooth
某駅構内に設置されたテレワーク施設(2)

カフェなどは電源用コンセントが利用できるか、公衆無線LAN(WiFi)が利用できるかなどが、お店選びの最優先項目となっています。

オヤジもカフェでテレワークをするなら、電源コンセントがあるお店を選択しています。せっかくのカフェですから、もっと味や雰囲気を楽しまないといけないですね。

TOKYOテレワーク・モデルオフィスとは

自宅以外の場所でもテレワークを行える環境の整備を進めるため、東京都がモデル的に設置しているサテライトオフィスです。都内在住または在勤で、企業等で働く方は無料で利用できるようです。

テレワークに必要なモノ

テレワークをするのに、用意を推奨するモノは以下の通りです。

  • ノートパソコンまたはタブレットパソコン
  • 携帯電話やスマートフォン、ネットワーク機器
  • ウェブカメラ(パソコンやタブレットに付属しているモノもある)
  • リモート会議用ソフトウェア
  • グループウェア等のソフトウェア(メール機能があればコミュニケーションは取れる)

各ツール等は別の投稿でご説明できたらと思います。