オヤジの情報リテラシー講座! BitとByte

オヤジと同世代で還暦世代の皆さんに、情報リテラシー講座として投稿できたらと思います。

巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?

Bit(ビット)とByte(バイト)

今回は「Bit」と「Byte」です。

みなさんが耳にしているビットと言えば、仮想通貨の「ビットコイン」など有名ですね。

オヤジの同世代だと、バイトはアルバイトが思い浮かんでしまいますかね。パソコンやスマートフォンを購入する時にメモリは何ギガとか気にされて購入してるかと思います。オヤジの同世代なら数字が大きい方が良いぐらいしか意識していないのではないのでしょうか。

このギガ(G)は補助単位で、正式にはギガバイト(GB)で表します。いつも身の回りにバイトはあるんですよ。

Bitとは

「Bit」ですが、コンピュータの最小データの単位で、通常は2進数の1桁で表されます。「Bit」の語源は2進数(バイナリディジット:binary digit)からのようです。

「Byte」は「Bit」の集合体を表す言葉で、「Bit」8個の集合体を「Byte」と呼びます。

なぜ2進数?

10進数が当たり前の世の中、なぜ2進数かと疑問に思われるのではないでしょうか。

理由は、コンピュータやスマートフォンは機械ですので、そもそも2進数や10進数は理解できていません。ただある1点の箇所に電流が流れているか、いないかだけしか分かりません。

そのある1点の箇所で、電流なし◯、電流あり●とした時に、コインの表裏のように2進数(0か1)で表せるからです。

Byteも2進数?

「Bit」8個○○○○○○○○の集合体を「Byte」と呼びますが、コンピュータの内部では以下の通りに扱われています。

電流なし◯、電流あり●

○○○○○○○○ = 0

○○○○○○○● = 1

○○○○○○●○ = 2

○○○○○○●● = 3

○○○○○●○○ = 4

●●●●●●●● = 255

「Bit」8個○○○○○○○○の集合体「Byte」の1グループで0から255までの256種類を表現できますね。

2バイトで512通り、4バイトで2048通りの表現が可能になり、色々な文字を割当て使用されています。

補助単位

記憶容量の大きさを普表す言葉として利用しているギガ(G)は補助単位と説明しましたが、補助単位の一例は以下の通りです。

1024B(バイト)=1kB(キロバイト)

1024kB=1MB(メガバイト)

1024MB=1GB(ギガバイト)

1024GB=1TB(テラバイト)

10進数で1000m(メートル)が1km(キロメートル)や1000g(グラム)が1kg(キログラム)と同様な補助単位ですが、コンピュータ内部は2進数で扱われていますので、1024倍になります。

使用例

「Bit」や「Byte」、補助単位を使用して表現されている一例を説明します。

◼️bps(ビーピーエス): Bit par Seconds(Bit / Seconds)の略。

インターネットなどのネットワークの通信速度を表す単位で、1秒間に何ビットの送信が可能かを表してます。

◼️64GB(ロクジュウヨンギガバイト)

GB(ギガバイト)は記憶容量を表すことが多く、パソコンやスマートフォンの記憶容量や、microSDカードやUSBメモリの記憶容量を表しています。