オヤジと同世代で還暦世代の皆さんに、情報リテラシー講座として投稿できたらと思います。
巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?
IoT(アイオーティ)
今回は「IoT」です。
Internet of Thingsの略。
日本では「モノのインターネット」と呼ばれています。
パソコンやスマートフォン、身近なモノではインターネット家電などが分かり易いのではないでしょうか。
IoTとは?
過去の総務省の資料には以下のように記載されています。
IoTのコンセプトは、自動車、家電、ロボット、施設などあらゆるモノがインターネットにつながり、情報のやり取りをすることで、モノのデータ化やそれに基づく自動化等が進展し、新たな付加価値を生み出すというものである。これにより、製品の販売に留まらず、製品を使ってサービスを提供するいわゆるモノのサービス化の進展にも寄与するものである。
モノとインターネットを接続してサービスを提供するってことですね。
インターネット家電
IoTでもっとも身近なモノは、パソコンやスマートフォンですが、今ではテレビもインターネットに繋がる機能が付いてますね。ユーチューブや有料番組なども簡単にテレビで観れるようになりました。
テレビ以外でも住宅関連ではIoT化が進んでいて、エアコン、照明機器、お風呂などもインターネットに繋がり、外出先から操作も可能になってますね。
更には、外出先で来客が確認できるインターフォンや在宅ペット等の見守り用のカメラなども販売されています。給湯ポット等の使用時間を管理して在宅を確認したりできますね。
この数年内にほとんどのモノがIoT化がされて便利になると思われます。
必要なモノ
インターネット家電を購入しても、機能を利用するにはインターネットが繋がる回線が必要になります。
インターネット家電には無線機能により、ご家庭内で使用可能な回線に繋がるモノが多く、インターネットに繋がらないとインターネット家電本来の機能が充分に利用できません。
リスク
IoTのリスクとしては、インターネット家電等のIoT機器が誤作動を起こす要因としてコンピュータウイルス(IoTウイルス)が考えられます。
IoT機器がウイルスに感染しないためにも、セキュリティ対策が重要になります。
契約しているインターネットの接続業者も対策を講じているところもありますが、インターネット家電等の使用者自身がセキュリティ対策の意識を持つことが最も重要です。
IoT機器のIDやパスワードの管理を怠って不正アクセスされたり、マルウェアによる攻撃の標的になった事例はあります。
オヤジの周りでも、便利な機器や機能ばかり欲しがって、セキュリティの概念が欠如している方が多いですね。
ウイルス対策については、別の投稿で詳しくご説明できたらと思います。