オヤジの情報リテラシー講座! 5G

5G

5G

オヤジと同世代で還暦世代の皆さんに、情報リテラシー講座として投稿できたらと思います。

巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?

5G(ファイブジー)

今回は「5G」です。

第5世代移動通信システムの略称。

Gは世代を意味する「Generation」で、5世代目の移動通信規格です。

携帯電話の歴史

還暦世代のオヤジの携帯電話使用歴は意外と長く、NTT(日本電信電話株式会社)から提供されていた1980年代からです。

当時はNTTドコモも設立される前で、NTT(日本電信電話株式会社)が携帯電話機器の貸出しをしていました。因みに携帯電話を借りる保証金が20万円(後に10万円づつ2回に分けて返金されました)、基本使用料が月額2~3万円程で、通話料金も30秒100円ぐらいだったと思います。

当時の携帯電話の通話可能エリアは狭く、電話が繋がらないことも多かったですね。機器も今とは比べ物にならないほど大きく、「ショルダーフォン」から「ポータブルな携帯電話」に変わっていきました。

芸能人がネタで「シモシモ~」と言いながら手に持っているのが、当時の携帯電話です。さすがに1キロ近くあったと思いましたので、ポケットには入らなかったですね。

1980年代の携帯電話はアナログ方式で、1990年代にデジタル方式(2G)にシフトし、回線数も多く利用できるようになり著しく普及されるようになりました。
2000年代には3Gで通信速度(~14Mbps)も高速化し、写真などの送受信もストレスが軽減された時期ではないでしょうか。さらに2010年代には4Gの誕生で通信速度(~1Gbps)は高速化し、大勢の方がスマートフォンに切り替わる時期でした。

5Gでできること

5Gが誕生し、現在使用している4Gのスマートフォンの通信速度の20倍になると言われています。

高速で大容量なデータ通信ができ、医療や自動運転など様々な分野で活用が見込まれています。




オヤジの情報リテラシー講座! DX

オヤジと同世代で還暦世代の皆さんに、情報リテラシー講座として投稿できたらと思います。

巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?

DX

今回は「DX」です。

ちょっと前の話ですが、若手の社員から相談を受けました。

若手社員:「今、巷で騒いでいるデラックスについて教えてください。」

オヤジ:「デラックス?」

と聞き直したところ.「DX」についてとのこと。

確かにデラックスをDXと略すことが多いかも知れませんね。

巷では、○○○DXと名前の付いたソリューションがたくさんあります。DXと付けないと時代遅れかの如く、各企業でアピールしていますね。

若手社員は、既存のソリューションのデラックス版が販売されたと思っていたかは定かでありません。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)

デジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)、日本では経済産業省が公表したDX推進ガイドラインでの定義には

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」

と記述されています。

私なりに要約すると、「デジタル技術でビジネスモデルや仕事のプロセスを変革せよ。」と解釈します。

オヤジが開発に従事していた時代はデジタル技術と言えば、ちょっと昔なら「IT化」などと呼ばれていました。更にその昔には「OA化」や「システム化」などとも言われていましたね。業務に合わせ単一な作業をコンピュータに任せるシステム化などを設計・開発していました。

DXとはビジネスモデルや仕事のプロセス自体を変革させるのです。コンピュータに何の作業を任せるかと考えるだけでは無く、仕事はコンピュータ(デジタル技術)を利用することは前提で、膨大なビッグデータを活用する時代ですから、今までの仕事のプロセスとは違ってきますね。

変革

余談ですが、トランスフォームと言うと、オヤジは洋画が好きなので2007年頃のハリウッド映画「トランスフォーマー」が思い出されます。マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ制作総指揮。

日本版キャッチコピーは「未知なる侵略はトランスフォーム(変形)から始まる。」

ロボットがトランスフォーム(変形)して、人間と共に悪と戦うようなストーリーだったかと。

ちょっと昔のSF映画の内容が、現実化されるほどの「変革」が「DX」には期待できるのではないでしょうか。

還暦世代のDX

オヤジと同世代、還暦世代の働き方もDXにより大きく変革されます。

簡単な単純作業はロボット(RPA)に代わり、業務の生産性は向上し、正確でかつ、スピーディな業務結果が期待できます。

今後は単純作業する人間はロボットに置き換わられてしまいますので、応用力を身につけロボットを使う側にシフトしないといけませんね。