Excelデータ数値の見せ方 セルの書式設定で初心者でもできること

Excelデータの見せ方には個人差がありますが、簡単な操作だけでできること。

<事例>

このExcelデータは何をまとめたモノですか?

Excel表2-1

答えは「売上」ですね。

<対策1>

Excelの見せ方1:主役をハッキリと見易くする。

Excelには色々な文字の書体が準備されています。主役の数値には目立つ書体を使用してみてください。

単純に太字にすることでもハッキリとしますが、数ある書体の中で自分好みの書体を選ぶほうをオススメします。

Excel表2-2

<対策2>

Excel見せ方2:数値の単位

簡単なことですが、数値の単位を表示する習慣を身につけてください。

主役の数値が何を示しているのかは大変重要です。

数値が円、ドルまたはユーロなのか、重さや長さも数値で表されます。

Excel表2-3



<対策3>

Excelで数値を千円単位で表示する方法

見せ方2の単位ですが、資料によっては千円単位で表示したい時があると思います。

苦手な方がやってしまいそうな作り方を見て、何が悪いか、どうするのがオススメか説明します。

こちらは7月度の売上例です。

Excel表2-4

千円単位を四捨五入して手入力すると

Excel表2-5

こんな感じに手入力している人がいると思いますが、ちょっと残念です。

上下を比べてください。合計額が増えてしまいました。

合計欄の計算をやめて、すべて手入力すればいい?

電卓で合計を計算するのですか?

合計欄を自動計算させないなら、表計算を使用する意味が無くなってしまいます。

データ量が多かったら、尚大変ですね。



Excelの機能(セルの書式設定)を使えば簡単

1.数値のセルをドラッグして選択します。

Excel表2-6

2.選択された数値の上で右クリックして「セルの書式設定」を選択

3.「表示形式」で「ユーザ定義」を選択

4.「種類」欄で「#,##0;[赤]-#,##0」を選択します。

5.赤枠で選択された箇所に以下のとおり入力します。

   千円単位の場合   「#,##0,;[赤]-#,##0,」

  ※百万円単位の場合  「#,##0,,;[赤]-#,##0,,」

Excel表2-7

6.千円単位で表示されました。

Excel表2-8

因みに、オヤジは以下を好んで使用してます。

 千円単位の場合  「#,##0,;▲#,##0,」

マイナスの時、▲1,000と表示されます。

<まとめ>

Excelの見せ方は好みにより個人差がありますが、Excelの機能を活用してみましょう。