オヤジのExcel講座では、初心者やExcelが苦手な方に最低限知ってほしい使用方法をお知らせします。
現在の日付・時刻を求めたいとき
NOW関数の記述方法
=NOW( )
現在の日付・時刻に対応するシリアル値を返します。
シリアル値はExcel で日付や時刻の計算に使用されるコードのことで、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 に設定されており、1900 年 1 月 1 日から現在が何日経過しているかを数値で返します。
※表示形式が自動的に日付・時刻に変更され、日付・時刻で表示されます。
◼️使用方法
- ”=NOW( )”【Enter】
※NOW関数に引数はありません。
シリアル値を確認するには
「セルの書式設定」で「表示形式」を標準とすることで確認できます。
計算で使用
NOW関数のシリアル値を計算で使用できます。
例
”=NOW( )+ 5 ”
今日から5日後の日付・時刻を表示できます。
TODAY関数との違い
TODAY関数は日付のシリアル値を取得可能ですが、NOW関数は日付・時刻のシリアル値を取得可能です。日付と時刻は小数点で区切られ、「0.5」が正午を意味しています。
下記の図は、NOW関数とTODAY関数のシリアル値を同時に表示した例になります。