オヤジの情報リテラシー講座! DX

オヤジと同世代で還暦世代の皆さんに、情報リテラシー講座として投稿できたらと思います。

巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?

DX

今回は「DX」です。

ちょっと前の話ですが、若手の社員から相談を受けました。

若手社員:「今、巷で騒いでいるデラックスについて教えてください。」

オヤジ:「デラックス?」

と聞き直したところ.「DX」についてとのこと。

確かにデラックスをDXと略すことが多いかも知れませんね。

巷では、○○○DXと名前の付いたソリューションがたくさんあります。DXと付けないと時代遅れかの如く、各企業でアピールしていますね。

若手社員は、既存のソリューションのデラックス版が販売されたと思っていたかは定かでありません。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)

デジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)、日本では経済産業省が公表したDX推進ガイドラインでの定義には

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」

と記述されています。

私なりに要約すると、「デジタル技術でビジネスモデルや仕事のプロセスを変革せよ。」と解釈します。

オヤジが開発に従事していた時代はデジタル技術と言えば、ちょっと昔なら「IT化」などと呼ばれていました。更にその昔には「OA化」や「システム化」などとも言われていましたね。業務に合わせ単一な作業をコンピュータに任せるシステム化などを設計・開発していました。

DXとはビジネスモデルや仕事のプロセス自体を変革させるのです。コンピュータに何の作業を任せるかと考えるだけでは無く、仕事はコンピュータ(デジタル技術)を利用することは前提で、膨大なビッグデータを活用する時代ですから、今までの仕事のプロセスとは違ってきますね。

変革

余談ですが、トランスフォームと言うと、オヤジは洋画が好きなので2007年頃のハリウッド映画「トランスフォーマー」が思い出されます。マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ制作総指揮。

日本版キャッチコピーは「未知なる侵略はトランスフォーム(変形)から始まる。」

ロボットがトランスフォーム(変形)して、人間と共に悪と戦うようなストーリーだったかと。

ちょっと昔のSF映画の内容が、現実化されるほどの「変革」が「DX」には期待できるのではないでしょうか。

還暦世代のDX

オヤジと同世代、還暦世代の働き方もDXにより大きく変革されます。

簡単な単純作業はロボット(RPA)に代わり、業務の生産性は向上し、正確でかつ、スピーディな業務結果が期待できます。

今後は単純作業する人間はロボットに置き換わられてしまいますので、応用力を身につけロボットを使う側にシフトしないといけませんね。