オヤジのExcel講座! INT関数

INT

オヤジのExcel講座では、初心者やExcelが苦手な方に最低限知ってほしい使用方法をお知らせします。

もう知ってるふりは卒業しましょう。

整数化するならINT関数

int00

セルC3には”3.14159265358979”と小数点以下14桁の数値が入っていますが、セルC3は”3”と表示されています。

この”3”は整数値ではありますが、実際のセルの値は”3.14159265358979”ですので、セルC3を100倍すると”314”になります。”300”にはなりません。

Excelでデータを整数にするならINT関数を使いましょう。

int01

INT関数の記述方法

=INT(数値・式またはセル

※括弧()内の数値・式またはセルの数値を最も近い整数に切り捨てます。

◼️使用方法

  • =INT( ”と入力する
  • データを整数化するセルを指定する
  • ”)”【Enter】

例:  =INT(3.14)     ・・・・ 3

    =INT(3+0.14)   ・・・・ 3

    =INT(C3)    ・・・・ 3

四捨五入して整数化したいとき

INT関数は小数点以下切り捨てになります。整数化する際に四捨五入したいときありますね。

セルC3の値が、”3.6”とします。

  • =INT(C3)    ・・・・ 3

となるので、

  • =INT(C3+0.5)    ・・・・ 4

になります。