情報リテラシー講座!ロボットはどんな仕事ができるか?

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情報リテラシー講座!情報処理用語(IT用語)や情報処理技術を簡単に解説します。仕事や日常生活に於いてロボットとの共存は始まっています。ロボットはどんな仕事ができるか。

都内某所にて仕事中のロボットに遭遇

都内某所。

仕事中のロボットに遭遇しました。

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施設内を巡回している警備員さんの代わりのようです。肩部に触ると警備室と通信できるようになっていて、緊急時には人間と会話ができる仕様みたいです。

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触ってみたい欲望が湧いてきましたが、オヤジも大人ですから、じっと我慢しましたが、用もなく触ってしまう人もいると思います。

ロボットなどAI技術に奪われてしまう仕事

ロボットと言えば「産業用ロボット」が思い浮かぶ方が多いと思います。

製造業では人手による作業を産業用ロボットに置き換えることで、生産性の向上を図ってきました。

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FA(ファクトリーオートメーション)と言われてますが、材料投入から生産工程、更に梱包から出荷業務まで自動化が進んでいます。

メーカーにより一部の工程では、人手による「匠の技」が不可欠との事情はあるようですが、昭和の時代のような、全工程を大勢の人手で完結するようなことは、今では見掛けないのではないでしょうか。

巡回警備

今回は警備するロボットに遭遇しましたが、ロボットが巡回しながら、音声録音やカメラ映像を記録していることと思います。

映像だけなら防犯カメラのほうが死角は少ないかも知れませんが、ロボットが巡回していること自体が、多少の犯罪抑止に繋がるなどの利点もあると思います。

事件や事故に対する対応もどのような機能が今後搭載できるか期待したいですね。

例えば、悲鳴(何デシベル以上とか?)を確認したら、聞こえたところに駆けつけるロボットが居てもいいですね。

受付業務

某飲食店は入店すると受付ロボットが応対してくれます。来店者からの個別な質問等の対応は難しいですが、来店者への声掛けや、タッチ画面の採用により来店者に希望を選択させ、順番待ちさせることで、受付業務としてスムーズな対応ができていますね。

インターネットでの予約システムを導入することにより、更に受付業務から人手を割ける可能性が増えました。

受付ロボットに券売機機能を与えると、会計業務も対応でき、一石二鳥ですね。

一般事務(データ集計など)

一般事務のうち、パソコンを使用したデータ集計業務などは、以前投稿しましたRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション:Robotic Process Automation)により、代行が可能です。

RPAはバソコン上で動作するソフトウェアで、設定した仕事(動作)を正確に実行します。

例えば、パソコンが人手を介さず、

  • 毎日定刻にサーバにアクセスして、必要なデータをダウンロード。
  • ダウンロードしたデータをEXCEL等で集計・加工。
  • 集計・加工したデータをメールで配信。

ダウンロードしたデータの欠陥などのトラブル時の対応も設定すれば、トラブル発生のメール配信も可能になりますね。

オヤジがシステム関連で作業の自動化と言えば、パソコンやサーバにバッチ処理と言う作業を設定し、オヤジが作成したプログラムを自動的に実行させて実現させていました。

今でも同様な方法でバッチ処理を利用していると思いますが、RPAはプログラミングの知識不要で設定できるモノも多いので、導入するためのハードルは低いのではないでしょうか。



家事ロボット

人気のお掃除ロボット

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家事ロボットの中では、人気の商品ですから購入された方も多いと思います。

自ら稼働して、障害物を避けながら床掃除を始め、床掃除が終わるとステーションに戻り、回収したゴミや埃を排出する。

床の拭き掃除するロボットもあり、まさにスマートですね。

残念ながら、オヤジはペットと同居していることを懸念して、まだ購入に至りませんが。

あるロボット掃除機メーカーの方から伺った話ですと、「掃除するエリアを学習させたり、ペットも避けて掃除できる。」とのことで、「ペットのいるご家庭でも是非とも利用してほしい」と話しておりました。

高機能なスマート調理器具

具材を入れてスイッチを入れるだけで調理できて、しかも時短調理。

調理中は火加減調整などキッチンから離れられない大変さを、スマート調理器具は解消し、効率的に時間が使えますね。

ロボットとの共存

ロボット技術の進歩は、オヤジが子供の頃に読んだ漫画が現実化されていると思うほどの驚きです。

そう遠くない将来、職場の席の隣はロボットが座っているなんてことになりそうですね。

数分前のことも忘れるオヤジとは違い、ロボットは覚えたことは忘れません。決められた工程の作業は間違えるようなこともなく、黙々と作業を続けてもらえるでしょう。

きっとロボットが間違えるようなことがあれば、ロボットを作成した際の人的なバグか、工程を設定した人間のほうですね。

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災害現場など人間が立ち入れない過酷な状況下の場所でも、活躍してくれているロボット。
今後のロボット技術の進歩を期待せずにいられません。