情報リテラシー講座!情報処理用語(IT用語)や情報処理技術を簡単に解説します。デジタル庁が設置されました。身近なところでは新型コロナワクチン接種証明書アプリを提供しています。
巷では普通に使われている用語ですが、意味が分からないまま、なんとなく触れずにいませんか?
デジタル庁(Digital Agency)
今回は「デジタル庁」です。
日本の行政機関で、2021年9月1日にデジタル社会に対応すべく設置されました。
デジタル庁設置法(令和三年法律第三十六号)によるとデジタル庁の長は「内閣総理大臣」となっています。
デジタル庁の幹部は「内閣総理大臣」「デジタル大臣」「デジタル副大臣」「デジタル大臣政務官」等々と定められております。
デジタル庁の概要
デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。
徹底的な国民目線でのサービス創出やデータ資源の利活用、社会全体のDXの推進を通じ、全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現すべく、取組を進めてまいります。
デジタル庁ホームページより引用
新型コロナワクチン接種証明書アプリ
オヤジと同世代の還暦世代で、「デジタル庁」を最も身近に感じるのは「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」ではないでしょうか。
簡単な手順で 新型コロナワクチン接種証明書を利用できるので、投稿日時点での証明書入手の方法を記載します。
※ スマートフォンとマイナンバーカードが必要です。
1.スマートフォンで 「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をダウンロードしてインストール。
2.「用途の選択」
3.「暗証番号」の入力
4.マイナンバーカードをスマートフォンに密着させ、マイナンバーカード情報を読み取ります。
5.「自治体の選択」:接種時の自治体を選択します。
6.「記録の確認」:表示された内容を確認し、内容に相違がある場合は自治体に連絡とのこと。
7.「接種証明書の利用」
※海外用の場合はパスポートが必要とのことです。
接種証明書に含まれる内容
接種証明書の情報がどうなっているか気になると思いますが、デジタル庁のホームページに記載がありましたので、以下に引用させて頂きます。
接種証明書の二次元コードには、どのような情報が含まれますか。
(1)人定情報、(2)接種記録、(3)その他の情報が含まれます。
どのような情報を含むかは、国際規格に定められている項目をもとに決めています。
(1)人定情報
氏名、生年月日
(海外用のみ)ローマ字氏名、旅券番号、国籍・地域
(2)接種記録
ワクチンの種類(例:ファイザー)
ワクチンの製品名(例:コミナティ)
ワクチン接種年月日
ワクチンのロット番号
(海外用のみ)ワクチン接種回数、ワクチン接種国
接種制度の所管者(一律で「MHLW_Gov_of_Japan」と表記されています)
(3)その他の情報
(国内用のみ)二次元コード発行者
(海外用のみ)証明書発行国
(海外用のみ)証明書ID
電子署名
(2021年12月更新)
デジタル庁ホームページから引用